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小鬼の日常 およびそれ関連のお話など わからない方は回れ右奨励
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2011/02/27 (Sun)
アクサス闘技場にて

いぁ まだとちゅうっすけど(目そらし
てか手直しするつもり満載というか
やってるの書き下ろそうとか時間も無いのに考えたりいろいろですが


ぃぁ!ウェイト差あるんだからさ!うちあいとかさ!(ばく


まあ せっかくだし殺るきでいきまっさw







白い猫の情報で昔の知人がこの国に来てるという

「あいつなら、酒場よりも多分こっちのはずだ」

小鬼がすたすたと歩いていく先はこの国の武館
戦っているところも観戦できるというその待合室への入り口へとその手をかけた
勢いあまって大きな音を立ててその扉が開いた
奥に見えるのは見覚えのある頭

「ほーら!やっぱりな!」

人を指差してはいけませんと、教える人のいなかった小鬼は堂々と目的の男を指差し、大きな声を上げた
ふと気がつくとその周りには今対戦している戦士たちを応援している人々が驚いたようにこちらを振り返っていた。
それに気がつくと小鬼は照れたように己の頭を掻いた
相手の男もこちらを見ているのに気づいた小鬼は照れたような小さな笑みを浮かべた

「よぅ 他に相手がいねぇならおれが相手してやっても良いぜ?」

相手の返事を待たずに、小鬼はふらりと辺りを見回した
ワゴンのほうにいろいろ積んであるのが目に入った
此処に来ると血がたぎる
普通のときでさえ水や食事の代わりに酒を飲んでいると言われる小鬼のこと、此処では酒を飲まずにはおれないと、ワゴンを漁ろうとしたところ、白い毛皮に覆われたニクキュウがその手を止めた

「シャオも来てたのか・・」

「セイリオスさんとお手合わせで?」

肉球がぐいぐい押し付けられる

「試合をされるなら紅茶のほうが良いですよぅ」

白い猫が小鬼の手から酒瓶を取り上げいそいそと香り高い紅茶を入れている
白猫がしまいこんだ酒瓶の場所をきっちりチェックしつつ困った風で立ち尽くす小鬼
白猫が入れたてのお茶を小鬼と男に押し付ける

「ブランディもたらしておきましたので此れでご辛抱を」

男が素直に受け取り白猫に礼を言うのを横目で見つつ、小鬼は白い猫がしまいこんだブランディの瓶を取り上げた

「相手してもらえるか?」

男の目はすでに闘志をはらんで熱く燃えている
この目を前に飲まずにいるなんてできないだろう
小鬼は手の内の瓶を煽る
熱い酒が喉を焼いて身体の奥に落ちていく
唇がにぃっと上がるのを堪え切れない
腕で口元をぬぐうと手の中の酒瓶をワゴンに戻す

「相変わらず熱いな」

「熱くなれる相手がいるからに決まってんだろう」

嫌味も無くあっさりと言ってのける男に小鬼は手まねく

「やるならさっさとやろうぜ」

二人は猛る身体を押さえつつ待合室を後にした
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