眠いので、、
休みの日に次数稼ごう・・・(は
というか類似人物をちらりと 許可なしなので名前出してませんが
てかまだそうなのかさえよくわかってないんですが!w
そして突進した後
書いておりませんが多分ご想像通りですw
闇エルフがふと気づくと、もうすでに闇天使は人ごみを潜り抜け知り合いのそばにたどり着いたらしい。
深緑色の髪の毛より上に抱え上げられるその姿にと文天祥は人ごみを縫いたどり着く。
「やぁ、千歳さん、アクサスへようこそ 観光ですか?」
闇天使を下に降ろしながら千歳と呼ばれた男は困ったような笑みを浮かべた。
返事の無いその顔を、闇天使は不思議そうに見上げる。
黙っている男に闇天使はつんつんと、その袖を引いて答えを促した。
「えっとですね。ちょっと気になる噂を耳にいたしまして、嘘かほんとか確かめに来て見たのですよ」
そうだ、というようにそこで男は両手を打って微笑んだ。
「丁度ようございました、お二方にお聞きすれば間違いはござませんよね」
「だからなにさ?」
痺れを切らした闇天使がその場で飛び跳ねる。
それの様子にふふふと笑いながら男は背をかがめて声を落とした。
「アクサスが、戦争の準備をしているって、本当でしょうか?」
一瞬の沈黙の後、闇エルフと闇天使の驚きの声が港中に響いた。
同じ頃、王宮内務執務室で白猫はいつものように爪の手入れをしていた。
珍しく国家間遠距離通話具が涼やかな音を響かせる。
「何事ですかね」
小さく伸びをして白猫は受話器を取り上げた。
通話機の奥から元気のよい声が小気味良く響き渡る。
「オハヨーございます!猫さんですか?!こちらデコさんです!」
緑の広がる国の、白猫と同じ内務官の声が響く。
「おお おはようございますですよぅ お元気そうで何よりです 今日は如何いたしましたので?」
傍からみてると通話機とじゃれている猫にしか見えない姿で白猫は嬉々として話しかけた。
「いやーこういうことは直接聞いたほうが早いと思うので聞いちゃいますが!」
通話機の向うの声に嫌な予感を感じながら白猫は次の言葉をまった
「アクサスが戦争準備してるってホントですか?!」
白猫の動きが止まり一瞬にしてすべての毛が逆立つ。
「国家間ではそんな気配微塵も無いのはわかってんですが、街でそんな噂をきくっていうんで・・」
「無いです!そんな事実は一個たりともありません!!」
通話機の周りの机に爪を立て掻き毟りながら白猫は全力で否定しまくる。
「やっぱりそーですよねー!そーじゃないかと思ったんですが!念には念をと思いまして!」
通話機の向うから明るい笑い声が響いて聞こえた。
「冗談じゃありませんよぅ!デコさんもそんなことないって否定しといてください!」
とんでもない話に白猫は木屑まみれになりながら相手に頼む。
「そりゃもちろんですが!噂、なんで、聞かれたら答えられるんですけどねー」
相手の言葉におろおろしながら白猫は話を終え通話機を元に戻した。
あたり一面猫の作った木屑が飛び散っている。
「シャオさーん おはようございます って一体どうしたんですか?」
内務官のエメルディアが元気良くあけた扉の手前で中の惨状を見て立ち尽くした。
「あーん エレさん! 聞いてくださいよ!」
興奮冷めやらぬまま白猫は青いキメラに向かって突進した。
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